加味逍遥散(かみしょうようさん)は冷え症などを改善する漢方薬で、妊活女子の間で話題です。
冷え症は万病の元ともいわれ、子宮などの生殖機能にも悪影響を及ぼすので、不妊の大きな原因となっています。
また、冷え症は流産を引き起こす黄体機能不全、子宮内膜機能不全などの要因にもなります。
元気な赤ちゃんを産むためにも、冷え症は改善しておきたいですね。
しかし、漢方薬は体質や症状を見極めて使用しなければ効果は出ません。
特に加味逍遥散は流産を引き起こす恐れのある成分を含有しているので、妊娠前のカラダには良くても、妊娠後の服用は厳禁です。
「冷え症だけど、加味逍遥散はちょっと怖いな」と思った人には葉酸がおすすめ!
葉酸とは、緑黄色野菜や果物などから摂取でき、細胞分裂を活発にするための栄養素。
代謝や血流が良くしてくれるので、カラダの機能が正常になり、妊娠にも流産防止にも効果があるとされています。
最近では、葉酸を手軽に摂取できる「葉酸サプリ」が注目を集めています。
なかでも人気なのが、
『ベルタ葉酸サプリ』
ミネラルや鉄分など、葉酸以外の必要な栄養素もバランス良く配合しており、赤ちゃんに優しい無添加なのも大きな魅力です。
目次
加味逍遥散の服用における注意
加味逍遥散は血液循環を良くする漢方薬なので、冷え症や月経不順など、女性特有の症状の改善に効果を発揮します。
血液は子宮や卵巣などのエネルギー源となるため、循環を良くすることで妊娠しやすいカラダを整えることができます。
また、加味逍遥散は精神を安定させる効果もあります。
カラダを健康にすることでストレスが緩和され、精神的にも「妊娠しやすい状態」になることをサポートしてくれるのです。
しかし、加味逍遥散の服用には注意が必要です。
流産を誘発する成分が入っている
加味逍遥散は妊娠しやすいカラダ作りをサポートしてくれる漢方薬ですが、「牡丹皮(ぼたんぴ)」と呼ばれる流産を引き起こす成分が入っています。
血液の熱をとる作用があるので、子宮内で良くない影響を及ぼし、胎児が流れてしまう可能性があります。
大量でなければ問題ないとされていますが、妊娠発覚後、加味逍遥散の服用については速やかに医師に相談しましょう。
体質に合わない場合がある
加味逍遥散などの漢方薬は体質に合わせて服用しなければ効果が期待できないどころか、副作用に苦しめられることもあります。
重い副作用はとても稀ですが、食欲不振やむくみ、血圧の上昇などが見られる場合があり、逆効果です。
もともと即効性がなくじわじわと効いてくるのが漢方薬の特徴なので、せっかく服用し続けたのにも関わらず効果が得られなければ、時間とお金の無駄になってしまいます。
葉酸は妊娠しやすいカラダを作り、流産予防にもなる栄養素
妊娠しやすいカラダ作りをサポートしてくれるのは、加味逍遥散などの漢方薬だけではありません。
最近注目が集まっているのは、
「葉酸」
と呼ばれる栄養素です。
ビタミンB群の一種で、ホウレンソウなどの緑黄色野菜、みかんなどの果物、納豆などの豆類等、身近な食品に含まれている栄養素です。
葉酸がもたらす効果
冷えを改善
葉酸は「造血のビタミン」とも呼ばれており、血液を作るのにとても重要な役割を持っています。
摂取すると体内の血行が促進され、加味逍遥散と同じように冷え症の改善が期待できます。
結果、子宮や卵巣などに必要な栄養が行き届き、妊娠しやすいカラダに整えてくれます。
流産予防
加味逍遥散は妊娠後の服用に注意が必要ですが、葉酸は安心していつでも摂取できる栄養素であり、特に妊娠中は摂取が必要です。
葉酸は細胞分裂やDNA形成を助ける最重要ビタミンと言われており、受精卵が育っていく過程で大量に必要となるので、お腹の中の赤ちゃんにとっても非常に大切なものなのです。
細胞分裂やDNA形成に何かしらのエラーが起こると、流産や神経管欠損症(脳や神経が不完全なまま胎児が成長してしまう)を引き起こしてしまいます。
加味逍遥散とは逆で、葉酸は妊娠中にこそ積極的に摂取したい栄養素なのです。
赤ちゃんの成長促進
葉酸は、出産後もママや赤ちゃんにとって大きな効果をもたらします。
それは母乳が血液から作られるからです。
葉酸は良質な血液をたくさん作るための材料なので、摂取することで良質な母乳を赤ちゃんに与えることができます。
そして、母乳から赤ちゃんに届いた葉酸は赤ちゃんの細胞分裂を手助けするので、日々すくすくと成長する赤ちゃんにとっても欠かせない栄養素なのです。
また、母乳は血液が元になっているので、授乳中のママは貧血になりやすい状態ですが、葉酸はそんな授乳期の貧血予防としても効果的です。
一方、加味逍遥散も産後に用いられることがありますが、赤ちゃんの成長を促すというよりも、ママの体調を良くするための服用がほとんどです。
加味逍遥散は葉酸のように、一石二鳥とまではいかないかもしれません。
葉酸サプリが人気の理由
飲みにくい漢方薬
カラダを整えるためとはいえ、加味逍遥散をはじめとする漢方薬は、お世辞にもいい味とは言えません。
服用するのであれば葉酸サプリの方が口当たりが優しく、加味逍遥散よりも服用しやすいため、続けやすいという利点があります。
不足しがちな葉酸
葉酸は、野菜や果物など身近な食品に含まれていますが、水や火に弱く、洗ったり調理したりすると流れていってしまいます。
食品から毎日必要量を摂取しようとすると、献立や調理方法を工夫しなければならないので、とても難しくなってしまいます。
葉酸含有食品はホウレンソウが有名ですが、生の状態では100g中に210μgと葉酸が多く含まれています。
しかし、茹でると半分ほどになってしまうのです。
20~30代女性の葉酸必要摂取量は240μgとされているので、茹でたホウレンソウでいえば約200g食べなければなりません。
妊娠初期は通常の倍量の摂取が必要
ただでさえ摂取が困難な葉酸ですが、妊娠初期は受精卵が最も活発に細胞分裂する時期。
そのため、通常の約1.5倍である400μg程度の摂取が望ましいとされています。
これを食品のみで補おうとすると、想像を絶する労力を強いられます。
妊娠初期といえば、つわりで体調を崩しやすい時期です。
そんななかで葉酸を意識した食生活は、人によっては到底無理があります。
そこで便利なのが、葉酸サプリです。
サプリメントであれば手軽に摂取でき、つわりで苦しい時期でも簡単に必要量を補うことができます。
そしておすすめなのが、なんといっても
『ベルタ葉酸サプリ』
です。
『ベルタ葉酸サプリ』が注目される訳は・・・
- 葉酸は400μg配合!
- 妊娠するため、妊娠中に必要なビタミンミネラル
鉄分
カルシウム
をバランス良く配合!
- ホルモンバランスが不安定になる妊娠中でもキレイにいるため、美容成分を配合!
加味逍遥散と比べると、女性にも赤ちゃんにも嬉しいポイントが盛りだくさんです。